脳梗塞 入院2日目の憂鬱
こんちは。 2017年2月に発症した「脳梗塞」の体験記第3回です。
2017年2月7日(火)入院2日目
ぐっすりと眠れいないまま朝を迎えた。右頭頂部と右目奥が、まだツーンと痛む。
夜は、痛みを和らげるために氷枕を使用した。
この部屋(SCU)の夜は、騒がしい。様態の悪い患者が多いので、看護師が入れ替わり対応をしている。室内灯も21時半には消灯されない。 そんな環境では、眠ることもできなかった。
今日から早速リハビリが始まった。ベッドサイドで軽く身体を動かす程度だったが、ストレッチと簡単に歩行訓練を行った。 入院時に、しびれていた手足は、それほど違和感がない状態で動かすことができた。
嫁さんが子供たちを学校に送りだし、家事を済ませた昼頃に見舞いにきてくれた。(これからどうなるのだろう・・・・・・、 会社は? 働けるのだろうか?)
嫁さんと一緒にいたら、家族のこと、仕事のこと、身体のこと、脳のこと、いろんなことを考えてしまう。先の見えない不安がいっそう深まっていった。
嫁さんは、子供たちが学校から帰宅する前に帰って行った。3人の子育てで忙しいのに、私のせいで余計な負担をかけてしまった・・・・・・。何とも言えないやるせなさで情けなくなってきた。
一人きりになった私は、落ち込む。
周りでは、ろれつが回らないのだろか、また思うよう身体が動かせないのだろうか、SCU内の患者がうめき声を出している。聞こえてくるうめき声で気分も悪くなる。
あーっ、今夜も眠れそうにない。
こうして2日目の夜も更けていくのであった・・・・・・。