脳梗塞 恋ダンスで脳と心のリラックス
昨年2月に脳梗塞で入院中、毎日リハビリがありました
私は、脳梗塞発症当初、左半身に痺れがあり、モノを持つと重く感じて上手く掴むことができませんでした
また、歩行がうまくできず、呂律も普段通りに回らない状態でした
そうした状態の中、入院中毎日リハビリをしてきました
始めは部屋の中で立ったり座ったり、手を開いたり握ったりのリハビリでした
そのうち、廊下で少しづつ歩く練習や、脚を上げる運動などなど・・・・・・
そして、SCU病棟から一般病棟に移ってからは、病院の地下にあるリハビリセンターへ出向き、カラダをほぐしたり、歩行器を使って歩行訓練したり、脚漕ぎバイクで運動したり、色々なリハビリに取り組みました
リハビリが終わり部屋に戻ってくると、私はいつもシャワーを浴びに行きました
リハビリ前に、ナースセンターへ何時にシャワーを使用するかを申請しておくのです
シャワーの後は、カラダがポカポカして、それはそれは気持ちが良かったです!
部屋に戻りベッドの上で、ストレッチをするのが日課でした
スマホでイヤホンを使って音楽を聴きながらストレッチをしていました
その時、よく聞いていたのが、星野源さんの『恋』です
私が脳梗塞で倒れる約1ヶ月前(2017年12月20日最終回)まで、TVで『逃げるは恥だが役に立つ』が放映されていました・・・・・・その主題歌でした
とても軽快なリズムと愉快なダンス! 私はよく見ていました
この『恋』を聴きながら、ベッドでストレッチをして、カラダを思いっきり伸ばしリフレッシュをしていました!
あの時の気分はとても最高でした! 音楽を聴いて楽しいイメージを描きながらカラダをほぐす、そして楽しい気持ちになっていく感覚がとても楽しかったのです
早く退院して、家族に会いたい!
会社のメンバーに、早く会いたい!
当たり前の生活に戻りたい!
そんな前向きな思いが、心の中で膨らんでいきました
私の病室はきれいで環境も良く、8階にある4人部屋でしたが、私は窓際で外の景色がとても綺麗に見ることができました
冬の澄み切った空気の中、遠くの山々を眺めることもでき、憂鬱だった気分も星野源さんの『恋』を聴くことで、晴れやかになっていきました
今でも、街角で『恋』が流れているのを耳にすると、脳梗塞で辛かった時の思いと、前向きに生きていこうと必死だった自分を思い出します
【まとめ】
音楽は人の心を動かす力の源!そんな感じですね
入院中で気分がすぐれない方、もし機会があれば音楽を聴いてみてください
脳と心をリラックスさせてくれる良い薬になるかもしれません!