40代で脳梗塞 病気を乗り越え楽しく生きてるオヤジのブログ

40代の7年間(43歳から49歳)で、高血圧・異型狭心症・扁桃周囲膿瘍・自律神経失調症・脳動脈解離・脳梗塞を発症。そのたびに入退院を繰り返し、人生の挫折を感じる日々。それでも明るく前向きに生きてるオヤジのブログ。病気体験談、その時その時感じたこと・行動したこと・影響を受けたことなどや、今を楽しく生きようとする自分の姿を綴っていきます。何事もあきらめません、まだまだ生きるぞ!

脳梗塞 リハビリで心掛けた3つのこと

こんにちは!令和元年初日です!

前回のブログで、リハビリで肉体的・精神的に辛かったことを5つ書きました。
・立ち上がれたけど不安定
・左手左腕のしびれがなかなか取れない
・計算がしっかりできない
・呂律が上手く回らない
・カラダに力がなかなか入らない
そんな状態で入院中、気持ちも焦りや不安が膨らんでいたったのですが・・・・・・。

入院中のリハビリは、午前と午後の1日2回ありました。私は、もともとカラダは硬い方で、リハビリ以前にカラダを柔らかくすることが大変でした。。それに脳梗塞後の痺れで思うようにカラダが動きませんでした。
先生は、ゆっくりでいいから、と言うものの、自分自身は、なんで思うように動いてくれないの!と焦り状態でした。

腰にベルトを巻き、歩行訓練用の平行棒の手すりを持ちながらゆっくりと歩く練習をしました。テレビでは見たことがあったこの歩行器、今自分がここにいるのが変な気分でした。
自分がこんな状態にいることが、やるせない気持ちでした・・・・・・

また一連のリハビリの中で計算問題を解く訓練もありました。もともと計算は弱いほうでしたが、CDから流れてくる数字を暗算で計算していく訓練では、途中で計算が追い付かず頭の中が”真っ白”状態に! そんなことが何度も何度もありました。

あーっ!苛立つ自分に情けなくなり苛立つ時もありました。

リハビリセンターでは、私以外にも多くの患者さんがリハビリに励んでいました。リハビリに少し慣れてくると、周りを見渡せるようにもなりました。

みんな、一生懸命リハビリに取り組んでいる。
汗を流しながら、歯を食いしばりながら、時には先生と笑いながら・・・・・・。

私は、不自由なカラダにたいして、落ち込み、焦り、不安が大きく、それしか見えていなかったのですが、ここにいる患者の方は、みんな同じ状況だということに気付きました。そして、私より重度な方ばかりです

私は、今までの気持ちを改めてリハビリで3つの心がけを決めました!
・焦らずこつこつと取り組む
・前向きな気持ちをもって取り組む
・今生きていることに感謝して取り組む

先生の指導の下、日に日にカラダが動かせるようになり、自分でも驚くほどに、一定期間を過ぎたころから、本当に調子よくなってきたのです。後遺症も残らず、今では健康に生活しています。

気持ちが滅入っていたリハビリ・・・・・・、今では良い思い出のひとつとなっています。