40代で脳梗塞 病気を乗り越え楽しく生きてるオヤジのブログ

40代の7年間(43歳から49歳)で、高血圧・異型狭心症・扁桃周囲膿瘍・自律神経失調症・脳動脈解離・脳梗塞を発症。そのたびに入退院を繰り返し、人生の挫折を感じる日々。それでも明るく前向きに生きてるオヤジのブログ。病気体験談、その時その時感じたこと・行動したこと・影響を受けたことなどや、今を楽しく生きようとする自分の姿を綴っていきます。何事もあきらめません、まだまだ生きるぞ!

脳梗塞 リハビリでの歩行訓練

私は、通勤で自宅から最寄りの駅まで歩いていきます。私は普通の会社員ですが、通勤は、ほぼ毎日ジャケットスラックスでリュックスタイルが多いです。会議があるときなどはスーツですが・・・・・・。

昨日は先日の春の嵐とは違い、春らしいとても清々(すがすが)しく気持ちが良かったので、首を伸ばして、背筋をピンと伸ばして姿勢良く、颯爽と軽やかに駅まで歩いていきました。

そんな道中、ふと思い出したのです・・・・・・、
脳梗塞でのリハビリ、歩行訓練のことを

入院後、最初のリハビリは、ベッドサイドに腰掛けて、まずは立ち上がる練習でした。私の脳梗塞の症状は、呂律がうまく回らないことと、左半身の痺れや麻痺、そして下半身が思うように動かせない状態でした。
しばらくは、病室や廊下でゆっくりと歩く練習を続けましたが、そのうち、病院内にあるリハビリセンターでのリハビリとなりました。

リハビリセンターでは、私よりもっと重度な患者の方を目の当たりにし驚きました。みんな一生懸命にリハビリに励んでいました。

私は、徐々に感覚を取り戻し、両サイドに手すりがある歩行器で、歩いては血圧を測り、また歩いては血圧を測る、そんな繰り返しをしました。また、歩行が徐々にできるようになってくると、ベルトコンベヤーのような歩行訓練器の上で、ゆっくりとバランスを保ちながら歩く練習や、自転車こぎのような機械で足の力をつけていきました。

リハビリはその他に、算数問題や聞き取り問題などの検査も実施しました。最初は辛かったリハビリもカラダが自由になるととても楽しい時間へと変わっていきました。

退院から、約2年たった現在では、脳梗塞前と同じレベルで普通に歩くことができています。

リハビリを始めた頃のあの辛さと不安、
そして歩けることができた時の嬉しさ、
当たり前に歩けることができなかった当時の自分を振り返ると、今、このように歩けることが本当にありがたく感じます。

寒かった冬から春に季節が変わる気持ち良い朝風をカラダで感じながら、通勤途中でこんな気持ちになりました。これからも健康でいられますように・・・・・・、感謝!