40代で脳梗塞 病気を乗り越え楽しく生きてるオヤジのブログ

40代の7年間(43歳から49歳)で、高血圧・異型狭心症・扁桃周囲膿瘍・自律神経失調症・脳動脈解離・脳梗塞を発症。そのたびに入退院を繰り返し、人生の挫折を感じる日々。それでも明るく前向きに生きてるオヤジのブログ。病気体験談、その時その時感じたこと・行動したこと・影響を受けたことなどや、今を楽しく生きようとする自分の姿を綴っていきます。何事もあきらめません、まだまだ生きるぞ!

私のエンディングノート 脳梗塞を経験して感じた終活について

私は、一昨年前、自宅で脳梗塞を発症しましたが、幸いにもすぐに治療を開始し、リハビリにより後遺症もなく退院できました 。脳梗塞で入院中、思ったことですが、もしすぐに病気に行ってなかったり、治療が遅れていたら、一体どうなっていたのか・・・、最悪の場合には命を落としていたかもしれません。
また、後遺症が残り、今のように不自由のない生活が出来なくなっていたのかもしれません。そう思うと、とても怖くなりました。死んでいたら、何もかもが途中やりのままです。身の回りのこと、仕事のこと、家庭のこと・・・・・・。

脳梗塞の瞬間、今までに感じたことのない頭痛と、腰から力が抜け床に倒れこんでしまいました。
そのあと全身の痙攣・・・、手足が大きく痙攣し、床や壁にドンドンと打ち付ける、その光景を見た息子は、驚きただ怯えている・・・・。
嫁さんは、私に話しかけるが、私は呂律が回らず、何が何だかわからない。私は自分がどうなっているのか、このまま死ぬんじゃないかという不安と恐怖でした。

そんな経験をして、カラダが健康なときにこそ、いつかやってくる死への準備をしておいた方がいいのかと思いました。また、認知症になってしまうこともあるかもしれないし・・・・・・。

早速本屋へ出向き、終活ノートが付録についた終活ガイドブックを購入しました。ノートには、自分の履歴を記入するページや、銀行などの貯蓄に関すること、生命保険のこと、会社関係、友人関係のことなど、死んだ後、遺族が戸惑うことのないような項目が記載されていました。現在、時間のある時に少しずつ書き始めていますが、終活ノートの他にもうひとつ気付いたことがあります・・・・・・。
それは、断捨離です!

私は物持ちが良いほうで(ただ捨てられずにタンスや引き出しにしまっているだけ)、洋服類、趣味で集めたコレクション(マンガ・フィギュア・プラモデル・キャップ等々)が山ほどあります。嫁さんに言わせると、どれも不要なもの、ガラクタになるのですが、私にとったら、時間をかけてコツコツ集めてきた宝ものです。
しかし、もし私が突然死んだら、この宝物(ガラクタ)は、どうなるのだろう? と考えました。きっと、嫁さんは捨てるでしょう! いや価値のありそうな感じのものは売りに出すかもしれません・・・・・・。
死んだ後は、嫁さんに任せるしかないのですが、自分が健康なうちに、本当に必要なもの、そうでないものと分類し、不要なものは、捨てる若しくは売るなどして処分したほうがいいのかなぁ、という気持ちが強くなりました。

話は戻るのですが、銀行カードや通帳、その他暗証番号など、個人的に管理しているものについても、嫁さんと情報共有しておいた方が安心かとも思いました。そして、万が一死んでしまった場合、会社への連絡、友人への連絡、私との繋がりのある人の連絡先なども知っておいてもらった方が何かと良いのではないかと思いました。

死んだ直後は葬儀屋ら何だの初めてのことだらけで、よく考えて行動することができないと思います。少しでも今のうちに、モノを処分したり、重要なことは話し合っておいた方がいいのではと、マジマジと考えるようになってきました。

人生いつ何時に何が起こるかわからない!!!
今度の休みに、宝もの整理でもするか・・・