入院中の過ごし方 扁桃周囲膿瘍編
今回は、6年前に患った『扁桃周囲膿瘍』での入院生活を書きます
扁桃周囲膿瘍・・・・・・なんじゃそれ?
先生から言われたときは、なんか難しそうな名前だなぁと感じました
ただ、喉が膿んでいる病気だというのはわかりました
そりぁ、喉がいたいんだから、そうでしょ!ということなんですが・・・・・・
6年前の2012年4月初旬、まだ肌寒い時期でした
喉の調子がおかしく、風邪でもひいたかなくらいの感覚でした
仕事は休まず出勤していましたが、勤務中に喉が痛くて我慢できない程になったのです
咳はでませんでした、ただただ喉が痛かったのです
喉の内側の扁桃腺辺りが腫れぼったく感じ、唾を呑み込もうとすると痛みで呑み込めない、そんな状態でした
そんな時、シュワッとする飲み物でも飲めば何とかなるかなと、浅はかなことを考えてオロナミンCを買いに行き、飲み始めました!
ヴァ~!喉が痛い!!!
飲み込むこともできず、痛みとヒリヒリ感と、涙が出てきました
その日は、何とか我慢し帰宅
しかし、就寝中、喉の激しい痛みで完全に唾が呑み込めない状態になったのです
もう苦しくて苦しくて寝ることもできずに朝を迎えました
朝、近くの町医者(耳鼻科)へ行きました
先生が私の喉を見るや否や、「ここでは処置できないので、紹介状をだします」
それを持って、その足でこれまた近くの大病院へすぐさま向かいました
大病院はいつ来ても混みあっています
耳鼻科の受付で待つことしばらく、ようやく名前を呼ばれて診察室へ入りました
「わっ、ひどいですね」
はぁ?
「これから切開します」
先生の言葉を十分に理解する間もなく、手術の準備がなされました
ベッドに横になり、喉に麻酔の注射、そしてゼリー状の麻酔を喉に流し込まれました
横たわること数十分・・・・・・
「では、やりましょう」
いきなり先生の声!
診察台に座り、大きな口を開けて・・・切開開始!
麻酔のおかげで手術中はそんなに痛みは感じなかったのですが、先生の手の力があごや口に強くあたり、そっちの方が痛かったです
ということで、あれよあれよという間に手術終了しました
カメラのフィルムケースが一杯になるほどの膿が出てきたようです(気持悪ぅ~)
そして、個人部屋へ入院
退院時期は、腫れが治まるのと、血液検査をして結果が良ければとのこと
入院は約1週間から10日間らしいのですが・・・・・・
さて、前置きが長くなってしまいましたが、入院生活はどうだったかというと・・・
入院初日は、手術ということもあり、麻酔が切れてからはものすごいのどの痛み!
つばも飲み込みにくいし、息もしずらい、そして首全体にも痛みがありました
夕食は、液体のようなものだけでしたが、喉を通りませんでした
徐々に痛みは緩和されたのですが、この状態が2日間ほど続きました
ただこの間は、横になって寝ていました
本やテレビも 見る気力もありませんでした
じっと痛みに耐える → 慣れる、というような感じでした
3日目くらいから少しづつ元気になり、テレビを見たり読書をするようになりました
しかし、ズキンズキンと喉の奥からジワジワと痛み襲い、痛みが気になりテレビや本を見続けることはできませんでした
そんなこんなで4~5日目辺りから、喉も落ち着いてきて食事も固形物を食べれるようになりました
入院生活も馴染み、売店へ散歩することもありました
検査もリハビリもなかったので、先生の巡回検診が終われば、特にやることはありませんでした
さぁ、入院生活これからのんびりと休養気分!と思い始めた頃、
血液検査と喉の腫れ具合を見た先生が、そろそろ退院でいいでしょう・・・、とのお話
入院して一週間で、私は退院することになりました
今回の扁桃周囲膿瘍での入院生活は、始め痛みで何もできず、後半何しようかなぁと思っているうちに退院に・・・ ほとんど寝てたかな? 短い入院生活でした
結局、読書は2冊できました
この病気ですが、相当な痛みだったので二度と罹りたくないですが、何はともあれ、短い入院で元気に退院できたことが一番良いことでした!
【まとめ】
いろいろな状態で入院する場合があると思いますが、痛みがある入院は、何もせずじっとしていることが完治の一番の近道! そう思いました。