40代で脳梗塞 病気を乗り越え楽しく生きてるオヤジのブログ

40代の7年間(43歳から49歳)で、高血圧・異型狭心症・扁桃周囲膿瘍・自律神経失調症・脳動脈解離・脳梗塞を発症。そのたびに入退院を繰り返し、人生の挫折を感じる日々。それでも明るく前向きに生きてるオヤジのブログ。病気体験談、その時その時感じたこと・行動したこと・影響を受けたことなどや、今を楽しく生きようとする自分の姿を綴っていきます。何事もあきらめません、まだまだ生きるぞ!

入院中の過ごし方 扁桃周囲膿瘍編

今回は、6年前に患った『扁桃周囲膿瘍』での入院生活を書きます

扁桃周囲膿瘍・・・・・・なんじゃそれ?

先生から言われたときは、なんか難しそうな名前だなぁと感じました

ただ、喉が膿んでいる病気だというのはわかりました

そりぁ、喉がいたいんだから、そうでしょ!ということなんですが・・・・・・

 

6年前の2012年4月初旬、まだ肌寒い時期でした

喉の調子がおかしく、風邪でもひいたかなくらいの感覚でした

仕事は休まず出勤していましたが、勤務中に喉が痛くて我慢できない程になったのです

咳はでませんでした、ただただ喉が痛かったのです

 

喉の内側の扁桃腺辺りが腫れぼったく感じ、唾を呑み込もうとすると痛みで呑み込めない、そんな状態でした

そんな時、シュワッとする飲み物でも飲めば何とかなるかなと、浅はかなことを考えてオロナミンCを買いに行き、飲み始めました!

ヴァ~!喉が痛い!!!

飲み込むこともできず、痛みとヒリヒリ感と、涙が出てきました

その日は、何とか我慢し帰宅

しかし、就寝中、喉の激しい痛みで完全に唾が呑み込めない状態になったのです

もう苦しくて苦しくて寝ることもできずに朝を迎えました

 

朝、近くの町医者(耳鼻科)へ行きました

先生が私の喉を見るや否や、「ここでは処置できないので、紹介状をだします」

それを持って、その足でこれまた近くの大病院へすぐさま向かいました

大病院はいつ来ても混みあっています

耳鼻科の受付で待つことしばらく、ようやく名前を呼ばれて診察室へ入りました

「わっ、ひどいですね」

はぁ?

「これから切開します」

先生の言葉を十分に理解する間もなく、手術の準備がなされました

ベッドに横になり、喉に麻酔の注射、そしてゼリー状の麻酔を喉に流し込まれました

横たわること数十分・・・・・・

「では、やりましょう」

いきなり先生の声!

診察台に座り、大きな口を開けて・・・切開開始!

麻酔のおかげで手術中はそんなに痛みは感じなかったのですが、先生の手の力があごや口に強くあたり、そっちの方が痛かったです

 

ということで、あれよあれよという間に手術終了しました

カメラのフィルムケースが一杯になるほどの膿が出てきたようです(気持悪ぅ~)

 

そして、個人部屋へ入院

退院時期は、腫れが治まるのと、血液検査をして結果が良ければとのこと

入院は約1週間から10日間らしいのですが・・・・・・

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、入院生活はどうだったかというと・・・

入院初日は、手術ということもあり、麻酔が切れてからはものすごいのどの痛み!

つばも飲み込みにくいし、息もしずらい、そして首全体にも痛みがありました

夕食は、液体のようなものだけでしたが、喉を通りませんでした

 

徐々に痛みは緩和されたのですが、この状態が2日間ほど続きました

ただこの間は、横になって寝ていました

本やテレビも 見る気力もありませんでした

じっと痛みに耐える → 慣れる、というような感じでした

3日目くらいから少しづつ元気になり、テレビを見たり読書をするようになりました

しかし、ズキンズキンと喉の奥からジワジワと痛み襲い、痛みが気になりテレビや本を見続けることはできませんでした

 

そんなこんなで4~5日目辺りから、喉も落ち着いてきて食事も固形物を食べれるようになりました

入院生活も馴染み、売店へ散歩することもありました

検査もリハビリもなかったので、先生の巡回検診が終われば、特にやることはありませんでした

さぁ、入院生活これからのんびりと休養気分!と思い始めた頃、

血液検査と喉の腫れ具合を見た先生が、そろそろ退院でいいでしょう・・・、とのお話

入院して一週間で、私は退院することになりました

 

今回の扁桃周囲膿瘍での入院生活は、始め痛みで何もできず、後半何しようかなぁと思っているうちに退院に・・・ ほとんど寝てたかな? 短い入院生活でした

結局、読書は2冊できました

この病気ですが、相当な痛みだったので二度と罹りたくないですが、何はともあれ、短い入院で元気に退院できたことが一番良いことでした!

 

【まとめ】

いろいろな状態で入院する場合があると思いますが、痛みがある入院は、何もせずじっとしていることが完治の一番の近道! そう思いました。